呼吸と姿勢

呼吸は、一生を通じて行われます。
 
インドの方では、
生き物は一生にできる呼吸の回数が決まっていて、
長い呼吸で回数が少ないものは、長い年数生きられる。
反対に、一日に短い呼吸をたくさんするものは、
短い年数しか生きられない
とも言われているそうです。
 
(他にも一生で打つ心拍数も決まっていると
聞いた事があります。それによると、
人の寿命は、「24億拍」÷「1分当たりの心拍数」 だそうです。)
 
呼吸は、どんな時でもどんな条件の時でも
充分な酸素を供給するために、
正しく、鼻と口から気管→気管支→肺
へと吸い込まれ、吐き出されます。
 
何分間か呼吸を止めていることは出来ても、
体内での呼吸作用が停止したら生きる事は出来ません。
 
呼吸に使われる筋肉の大部分は、
首と腰につながっています。
頭と骨盤を繋ぐ、24個の骨がつながって出来ている
背骨の上部と下部につながっているのです。
 
そのため、
呼吸は、背骨の安定性と形態に影響を及ぼし、
逆に背骨の配置は、呼吸の質と速度に影響を与えています。
 
よい姿勢は、よい呼吸につながるとともに
よい呼吸は、よい姿勢につながっています。
 
「よい姿勢=よい呼吸」
 
能力改善につながる重要な要素ですね。
 
そして、呼吸で利用される”息”
息という漢字は、「自」と「心」という2つの字から出来ています。
 
姿勢が変わり、
呼吸が変わり、
自らの心も変わっていけば、
 
きっと、新しい自分に出会えると思います。
 
そんな(自分との)出会いのお手伝いを出来れば嬉しいです。