書籍紹介 からだの事その1
矢田部英正 著
この本、なんで買ったのか覚えてないのですが、とても好きな本です。
日本人の身体技法や所作を丁寧に説明しているのですが、
他民族との相違点など読んでいて目から鱗です。
今は、そうでもないのですが、初めて読んだ当時は、よく海外から来日されたヨガの先生の
マッサージなどを担当させてもらう事が多くて、とても興味をもって体を触ってました。
へぇ~、こんな感じで違うんだなぁ~とか、完全に興味本位で触っていましたが、なぜか好評をいただき、
毎回指名してくれる先生もいたのですが、何が良かったんだか今でもよく分かりません。
ひょっとすると、「興味を持つ」って大事なのかもしれませんね(笑)
また、昔の人々の所作、西洋化してしまった今の日本人が忘れてしまったものがたくさんあるんだなと考えさせられれます。
着物や下駄や今の人々には馴染みのないものが、実はとても意味あったのだなと・・・
座り方や姿勢についても勉強になります。
体を使う仕事をしている人や、体の動きに興味を持っている人にはオススメです。
ぜひ、ご一読下さい。
この本を読むと、きっと下駄を履きたくなります。
私は、下駄を買って、思い切っり靴擦れ(下駄擦れ?)して敢え無く断念しました(笑)
お気を付けください。