書籍紹介 フェルデンクライスその6
田中大祐 著
ゴルフをやる人向けのフェルデンクライスメソッドの書籍です。
具体的なゴルフの技術に直結したものを書いた本ではありません。
フェルデンクライスメソッドを実践する事によって、体が効率的に使えるようになり、無駄な動作や力みが抜けて、
ゴルフにもいい影響が出るでしょう的なものです。
スコアが伸び悩んでいたり、どうしても真っすぐボールが飛ばないなど、なんとなく行き詰っている人、
いろいろなレッスンやゴルフメソッドを実践してもしっくりこない人などには、いいきっかけになるのではないでしょうか?
内容的には、写真が豊富に入っていて、分かりやすいので、ゴルフをやる人に限らず、
スポーツをやる人や健康のためにやりたい人などにもよいかなと思います。
ちょっと、フェルデンクライスメソッドを感じてみたいなって人なんかにもオススメです。
巻末に桑田泉さん(ティーティングプロ)との対談が掲載されています。
知る人ぞ知る、元プロ野球選手の桑田真澄さんの弟さんですね。
毒舌、コーチキャラでたまにテレビにも出ていたりします。
確か、泉さんもPL学園で野球やってた気がするのですが、いつの間にか、ゴルフ界に転身していたんですよね。
独特の理論をもっていらっしゃる方ですが、「共通点がある」と言ってました。
ゴルフといっても体を使うものですからね、本質的な所は変わらないのだと思います。
昔、ゴルフのキッズスクールにフェルデンクライスメソッドを教えにいった事があります。
ゴルフの事もよく分からない子達が、よく分からないフェルデンクライスの動きを一生懸命(これあまり良くないですが(^^;)
やってくれました。
ボールを打って→フェルデンクライスやって→ボール打って
「あっ、スイングがスムーズになった」
「楽に振れるようなった」
と、付き添いの保護者の方々が喜んでました(笑)
キッズ達には、「感じる」事は難しかったかな(^^;)
というか、ギャラリー(保護者)の前でレッスン受けるのは緊張しただろうな・・・
私も緊張してたし(^^;)
快適なレッスンを受ける”場”や”環境”は、とても大事だと痛感させられた出来事でした。
それにしても、
田中先生は、養成コースの同期なのですが、有名人と対談出来るなんで羨ましい!
私なんて、ゴルフダイジェストに取材された時は、記者さん、ライターさん相手に話をしただけで、有名人には会えなかったです。
そして、記事の写真は小さいくワイプ状態・・・・・
せめてもの救いは、同い年のタイガー・ウッズの隣に掲載された事くらいかな(笑)