書籍紹介 フェルデンクライスその2
モーシェ・フェルデンクライス 著
安井武 訳
モーシェ・フェルデンクライスの著書の翻訳本です。
1979年に北カリフォルニアのマン・ランチで行われた公開ワークショップの記録です。
モーシェ・フェルデンクライスがどんな人だったのかが垣間見える本です。
私も直接にお会いした事はないですが、直接指導を受けた先生方の話を聞く限りでは、独特な個性をもった人だったようです。
この本以外にも少し映像が残っていて、それも見た事があるのですが、
ゆっくりと静かなワークを提言している割には、よく怒っています(笑)
間違いを許しません。(笑)
メモを取らせてくれません。(笑)
レッスン中にタバコ吸ってます。(笑)
客観的にみると面白い人です。
会ってみたかったなぁ~~~。と思います。
やっぱり、天才って会ってみたいじゃないですか。
どんな雰囲気を持っているのか、直接会わないと分かりませんよね。
声や姿だけでは、感じられない何かがありますよね。
昔、整体院の同僚に、モーシェの身体意識を体感させてもらった事があるんですが、
とてもアース(下への意識)が強い人でした。
(この辺は、まぁ~、分かる人にしか分からない眉唾ものなのでスルーしてください(笑))
モーシェのレッスンを一度でいいから受けてみたかったなぁ~~~。
ATMだけでなく、FIも!
さて、話が脱線にそれましたが、この本には12のATMレッスンが記載されています。
ワークショップでの情景がそのまま記述されています。
写真や絵はありません。
文字だけです。
そして、意訳がなく直訳。
いわゆる一つの安井マジックがかかっているので、読みにくです(笑)
気張らずに、のんびり読んで下さい。
モーシェ・フェルデンクライスはこんな人だったんなぁ~~~と楽しみながら、
面白い話を楽しんで下さい。
このワークショップでもたくさんのためになる話、面白い話がちりばめられています。
これを読んでモーシェが好きなった方は、きっとフェルデンクライス・メソッドに向いていますよ♪