間の大切さ

フェルデンクライスメソッドのレッスンでは、動きと動きの途中に必ず、”間”を入れます。

何もせずに、ただ待つ時間ですが、(ちなみにプラクティショナーは、呼吸の変化などいろいろ見ています)

実際は、動いた、または動かされた反応を感じで消化する時間です。

なので、たくさん動いた時には少し間を長く、たいして動いていない時は短くしたり調整しています。

長短の強弱をつけるのは、プラクティショナーそれぞれの判断でやっていますが、人によって結構違うなという印象を受ける時もあります。

 

そんな、”間”なのですが、

先日、東洋医学のセミナーを受けにいった時にも、「体の体質改善をする上には空間と時間の”間”が大切」というような事を先生が言ってらっしゃいました。

意識として理解、認識したものが、その”間”を経て、感覚、神経系へと影響を及ぼしていく過程を

五行の関係で説明してもらった内容は、フェルデンクライスにもとても関係性が深いなと感じました。

 

フェルデンクライスメソッドは、基本的に西洋のメソッドというイメージが強いですが、

創始者のモーシェ・フェルデンクライスは、フランスで最初の柔道有段者であっただけでなく、

日本に来日して、野口整体の野口晴哉先生と交友を持ったりと、日本いえ、東洋的な考え方にも接する機会が多々あったそうです。

もし、東洋的な思想もモーシェの頭の中でなんらかの影響を与えていたのだとすれば、面白いですね。

 

それにしても、2回目の指導者養成コースの候補に日本も入っていたという話を聞くと、

それが実現しなかった事がとても残念でなりません。(2回目はアメリカのサンフランシスコで開催されました。)

日本で開催されていたら面白かったでしょうね。

そして、今とは違い、フェルデンクライスメソッドの先進国になっていたかもしれません(笑)

まぁ~、実現しても私は年端も行かない少年だったので、直接受けられた分けではないですがね(^^;)

 

そんな西洋のボディーワークでありながら、東洋の匂いも感じさせる、フェルデンクライスメソッドのレッスンは、

下記日程でやっております。

ぜひいらしてください。

2017年 7月20日(木) 11:00~12:30 内容:骨盤を動かすレッスン(予定)
2017年 7月24日(月) 11:00~12:30 内容:体幹を動かすレッスン(予定)
2017年 7月30日(日) 11:00~12:30 内容:肩と骨盤を動かすレッスン(予定)
※レッスンの内容は参加者の状況をみて変わる場合があります。

お申込みは、こちらから → こちら